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トーナメント表の作り方


スポーツ大会やゲーム大会などで優勝を決める方法として、広く使われているのがトーナメント方式です。トーナメント戦は、基本的に試合の勝者が次の試合へ進み、最後まで勝ち残ったチームや選手が優勝となる大会方式です。ここでは、トーナメント表を作るために必要な試合数の計算方法、参加チーム数に応じた不戦勝枠数やシードの配置、組み合わせを決める方法まで解説します。 リーグ戦についての説明はリーグ表の作り方をご覧ください。


トーナメント戦とは?

トーナメント戦は、原則として1試合ごとに勝者と敗者を決め、勝者が次のラウンド(回戦)へ進んでいく大会方式です。


トーナメントに必要な試合数の計算方法は?

一般的な勝ち抜き方式では、1試合ごとに敗者が発生します。ですから参加チーム数を「N」とすると、優勝を決めるために必要な試合数は原則としてこうなります。

試合数 = N - 1

4チームでトーナメントを行う場合:

参加チーム数:4 N - 1 = 4 - 1 = 3 合計3試合で優勝チームを決めることができます。 - 準決勝:2試合 (No. 1-2) - 決勝:1試合 (No. 3)

4チームトーナメント

8チームでトーナメントを行う場合:

参加チーム数:8 N - 1 = 8 - 1 = 7 合計7試合で優勝チームを決めることができます。 - 1回戦:4試合 (No. 1-4) - 準決勝:2試合 (No. 5-6) - 決勝:1試合 (No. 7)

8チームトーナメント

参加チーム数と不戦勝枠の関係は?

これまで参加チーム数が4,8の例を示しました。 このように参加チーム数が2の累乗の場合、例えば

4(22) 8(23) 16(24) 32(25)

などの場合は、すべてのチームを1回戦から参加させることができます。 実際の大会では、参加チーム数が必ず4、8、16チームなど2の累乗になるとは限りません。例えば12チームの場合、そのままでは全チームを同じ条件で1回戦に配置できません。そこで12チームを超える最も小さい2の累乗、つまり16チーム分のトーナメント枠を用意します。この場合、

24 = 16 > 12 16 - 12 = 4

なので、4枠を空きにします。この空き枠と対戦する4チームは1回戦を戦わずに次のラウンドに進みます。これが不戦勝です。

不戦勝

参加チーム数・トーナメント枠数・不戦勝枠数を表にすると以下のようになります。

参加チーム数 トーナメント枠数 不戦勝枠数
2 21 = 2 2-2 = 0
3 22 = 4 4-3 = 1
4 22 = 4 4-4 = 0
5 23 = 8 8-5 = 3
6 23 = 8 8-6 = 2
7 23 = 8 8-7 = 1
8 23 = 8 8-8 = 0
9 24 = 16 16-9 = 7
10 24 = 16 16-10 = 6
11 24 = 16 16-11 = 5
12 24 = 16 16-12 = 4
13 24 = 16 16-13 = 3
14 24 = 16 16-14 = 2
15 24 = 16 16-15 = 1
16 24 = 16 16-16 = 0
17 25 = 32 32-17 = 15
N 2n 2n - N

ですから、トーナメント表は以下の式で計算される不戦勝枠数を設けて作成します。

不戦勝枠数 = 2n - N

ここで「N」は参加チーム数で、「n」は 2n ≥ N を満たす最も小さな自然数です。 不戦勝するチームは有利になるので、同じチームが続けて有利にならないように不戦勝枠はなるべく均等・対象に配置します。


シードの配置はどう決める?

実力の高いチーム同士が大会の序盤で対戦しないよう、あらかじめ組み合わせ上の位置を調整する方法が「シード」です。 例えば12チームのトーナメントで第1シードと第2シードを設定する場合、両者が順当に勝ち進めば決勝まで対戦しない位置に配置します。 第3・第4シードまで設定する場合には、第1・第2シードとの位置関係も考慮して異なるブロックに配置します。 勝ち上がって他のシードチームと対戦する場合でも、第1シードは最初に第4シードと対戦、第2シードは第3シードと対戦するなど、常にシード上位が有利になるように配置するのが一般的です。

シード

シードチーム数は概ね参加チーム数の1/4を超えない程度が適切ですが、シードの決定方法について絶対的なルールがあるわけではありません。競技団体や大会ごとの規定に従って決める必要があります。


シードと不戦勝を組み合わせる場合

参加チーム数が2の累乗でない大会では、シードと不戦勝を組み合わせることもあります。 例えば12チームを16枠のトーナメントに配置すると4つの不戦勝枠が発生します。大会規定として上位シードを1回戦免除とするのであれば、これらの不戦勝枠をシードチームに割り当てる方法が考えられます。この場合、不戦勝枠も必然的に分散します。

シードと不戦勝

一方で、不戦勝を抽選によって決める大会もあります。どの方法が適切かは大会の目的によって異なるため、大会開催前にシードと不戦勝の決定方法を明文化しておくことが大切です。


組み合わせを決める方法は?

参加チームをトーナメント表に配置する方法としては、大きく分けて次のようなものがあります。 - 完全抽選 - シード+抽選 - 前回大会の成績を反映 (例:前回上位チームをシード、他を抽選) - 地域や所属グループを考慮 (例:対戦機会の少ない遠方のチームと対戦する) - 主催者が事前に組み合わせを決定 公平性を重視する大会では、組み合わせを決める方法を参加者に事前に知らせておくと、トラブルを防ぎやすくなります。


トーナメント表を作成した後の管理方法

大会運営では、組み合わせを決めれば終わりではありません。各試合について、 ・試合日時・会場 ・用具や設備 ・審判やスタッフ ・対戦チーム ・試合結果 ・次の対戦相手 などを管理する必要があります。 紙や表計算ソフトで管理する方法もありますが、試合結果を参加者や観客にも知らせる場合には、Web上でトーナメント表を公開しておく方法もあります。試合終了後に結果を更新すれば、参加者がスマートフォンから最新の大会状況を確認できるようになります。


無料でトーナメント表を作ってみる

ここまで説明した方法で手作業でもトーナメント表を作成できますが、参加チームが増えると、シードや不戦勝の配置、試合結果の更新などが複雑になります。チャンプマネージャーでは、チーム名を入力するだけで簡単にトーナメント表を作成し、Web上に公開できます。ユーザー登録前に無料で操作を試すこともできます。

登録不要でトーナメント表をお試し作成できます。デモは無料で20分間利用できます。作成した表を保存・継続利用する場合は無料ユーザー登録が必要です。