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リーグ表の作り方


スポーツ大会や地域の交流戦などで、複数のチームが対戦して順位を決める方法として広く使われているのが「リーグ戦」です。リーグ戦では、参加チームの組み合わせを決め、試合結果に応じて勝ち点や得失点差を計算し、順位を決定します。ここでは、リーグ表の基本的な作り方から、試合数の計算方法、組み合わせを決める方法、順位の決め方まで、具体例を使ってわかりやすく解説します。 トーナメント戦についての説明はトーナメント表の作り方をご覧ください。


リーグ戦とは?

リーグ戦とは、複数のチームや選手が決められた組み合わせで対戦し、その結果をもとに順位を決定する大会方式です。代表的な方式が「総当たり戦」です。総当たり戦では、参加するすべてのチームが他のチームと対戦します。 例えば4チーム(A・B・C・D)が参加する場合、次の6試合を行います。 ・Aチーム 対 Bチーム ・Aチーム 対 Cチーム ・Aチーム 対 Dチーム ・Bチーム 対 Cチーム ・Bチーム 対 Dチーム ・Cチーム 対 Dチーム すべてのチームが3試合ずつ行い、その結果によって順位を決めます。 トーナメント戦と異なり、1試合負けても大会から脱落するわけではありません。複数の試合結果をもとに総合的な順位を決定できることが特徴です。


リーグ表の基本的な作り方は?

リーグ表を作成するには、まず参加チームを確定し、対戦の組み合わせを決めます。その後、試合結果を記録するための対戦表と、成績を集計するための順位表を用意します。両者を組み合わせた表もよく使われます。

対戦表を作成する

4チームの総当たり戦であれば、次のような対戦表になります。 必要なのは勝敗ですが、実際の大会では、勝敗だけでなく「2-1」「0-0」などのスコアを記録することもあります。 日本では勝利を○で、敗戦を●で、引分けを△で表すことも多いです。 対戦表を利用すると、どのチームと対戦済みなのか、残りの試合がいくつあるのかを確認できます。


チーム Team A Team B Team C Team D
Team A0 - 10 - 02 - 0
Team B1 - 01 - 01 - 2
Team C0 - 00 - 11 - 2
Team D0 - 22 - 12 - 1

順位表を作成する

試合結果を集計するために、順位表も作成します。 例えばサッカーの大会で、勝利3点、引き分け1点、敗戦0点という勝ち点方式を採用した場合、次のようになります。


順位 チーム 勝 分 負 勝点 得点 失点 得失
3Team A1114211
1Team B2016321
4Team C012113-2
2Team D2016440

この表は試合結果の集計例です。実際に勝ち点を優先して順位を決める場合、BチームとDチームが同じ勝点6になります。この例では得失点差を使ってBチームを1位にしましたが、こういった場合は事前に決めた大会規定に従って順位を決定します。このように、順位表では各チームの試合数、勝敗、勝ち点などをまとめて管理します。


組み合わせたリーグ表を作成する

両者を組み合わせて一つの表にすることもあります。試合結果と順位を同時に確認できるので便利ですが、チーム数が多くなると表が大きくなります。行の色を変えたり、横スクロール機能を付けないと見にくくなることがあります。

順位 チーム

Team A

Team B

Team C

Team D

勝 分 負 勝点 得点 失点 得失
3Team A0 - 10 - 02 - 01114211
1Team B1 - 01 - 01 - 22016321
4Team C0 - 00 - 11 - 2012113-2
2Team D0 - 22 - 12 - 12016440

総当たり戦に必要な試合数の計算方法は?

総当たり戦では、参加チーム数によって必要な試合数が変わります。全てのチームが他のチームと1回ずつ対戦する場合(総当たり)、参加チーム数を「N」とすると、試合数は次の式で計算できます。 試合数 = N ×(N − 1)÷ 2 例えば6チームの場合、 6 × 5 ÷ 2 = 15試合  となります。 参加チーム数別の試合数は次の通りです。

参加チーム数 総試合数 1チームの試合数
2 1 1
3 3 2
4 6 3
5 10 4
6 15 5
7 21 6
8 28 7
9 36 8
10 45 9
11 55 10
12 66 11
13 78 12
14 91 13
15 105 14
16 120 15
N N x (N - 1) ÷ 2 N - 1

チーム数が増えると試合数も大幅に増える(例:16チームなら120試合)ため、大会の開催日数や利用できる会場数を考慮する必要があります。 試合数を減らしたい場合には、参加チームを複数のグループに分けて予選リーグを実施し、各グループの上位チームが決勝トーナメントへ進出する方式も考えられます。予選リーグでも総当たりができない場合は、得失点差による順位決定には注意が必要です。(後述)


リーグ戦の組み合わせはどうやって決める?

総当たり戦では、すべてのチームが対戦するため、対戦相手そのものを抽選で決める必要はありません。 ただし、試合を行う順番は重要です。特定のチームだけが連続して試合を行ったり、休憩時間が極端に短くなったりしないように調整する必要があります。


サークル方式による組み合わせ

総当たり戦の組み合わせを作る代表的な方法に「サークル方式(輪番方式)」があります。 例えば4チームの場合、次のように3ラウンドに分けることができます。

第1ラウンド 第2ラウンド 第3ラウンド
A 対 D A 対 C A 対 B
B 対 C D 対 B C 対 D

これで、すべてのチームが他の3チームと1回ずつ対戦できます。 参加チーム数が 偶数の場合:各ラウンドで全チームが1試合ずつ行う組み合わせを作成できます。 奇数の場合:各ラウンドで1チームが休みになるように組み合わせを調整します。 なお、ラウンドごとの組み合わせが決まっても、実際の試合順序や開始時刻は、会場数や場所、休憩時間を考慮して別途調整する必要があります。


リーグ戦の順位はどうやって決める?

リーグ戦の順位は、競技や大会の規定によって異なります。代表的なのが勝ち点方式です。

勝ち点による順位決定

勝ち点の合計が多いチームを上位とします。サッカーなどでは、次の方式が広く採用されています。 勝利:3点 引き分け:1点 敗戦:0点 例えば、3勝1分1敗の場合、 3勝 × 3点 + 1分 × 1点 = 10点 となります。 競技や大会によっては、勝点の付け方に独自の方法を採用していることがあります。 バレーボール(オリンピックなど) ・試合がセットカウント3−0、または3−1の場合 勝者に3ポイント、敗者に0ポイントが与えられる。 ・試合がセットカウント3−2の場合 勝者に2ポイント、敗者に1ポイントが与えられる。 ラグビー(ワールドカップなど) ・勝利:4点 ・引き分け:2点 ・敗戦:0点 ・敗戦時に7点差以内で負けた場合、敗者に1ポイントが追加で与えられる。 ・勝敗に関係なく4トライ以上を上げたチームに1ポイントが追加で与えられる。

勝ち点が同じ場合

複数のチームが同じ勝ち点になった場合、当該チーム間の順位をつけるために追加の順位決定基準が必要です。代表的な基準には次のようなものがあります。 ・得失点差(得失点差 = 総得点 − 総失点) ・勝利数 ・総得点 ・当該チーム間の対戦結果 ・抽選 順位決定基準やその適用順も、競技や大会によって異なります。 バレーボールの例(オリンピックなど) 1. 勝利数 2. セット率(セット率=総得セット/総失セット) 3. 得点率(得点率=総得点/総失点) 野球の例 野球ではそもそも勝点を使わず、勝率で順位を決めることがあります。 1. 勝率(勝利数 ÷ (試合数 - 引分け数)) 2. 当該チーム間の対戦結果 3. 別途定めるポイント(不戦勝などに応じたポイント) 4. 総失点が小さいチーム       総当たりができなかった場合 大会によっては日程や会場の都合で総当たり戦ができない場合があります。その場合、得失点差を順位に適用しないという考え方もあります。もしリーグ内に特に強いチームや弱いチームがあった場合、そのチームとの対戦の有無が得失点差に影響し、不公平になるからです。総当たりができない場合は、そういった点にも配慮が必要です。 どの基準をどの順番で適用するかは、競技や大会によって異なります。大会開催前に順位決定方法を明確にし、参加チームに周知しておくことが大切です。 参考ページ: Team Japan Olympics.com 日本野球連盟公式サイト


リーグ表を作成した後の管理方法

リーグ表を作成した後は、試合の進行に合わせて情報を更新する必要があります。 主な管理項目は次の通りです。 ・試合日時・会場 ・用具や設備 ・審判やスタッフ ・対戦チーム ・試合結果 ・勝ち点、得失点などの集計 ・順位計算 紙のリーグ表では、試合が終了するたびに結果を記入し、勝ち点や順位を再計算する必要があります。表計算ソフトを利用すれば一部の計算を自動化できますが、計算式の設定や参加者への情報共有には手間がかかる場合があります。 Web上でリーグ表を管理できるサービスを利用すれば、試合結果を入力し、更新された情報を参加者や観客に公開することもできます。


リーグ表をWebで公開するメリット

大会のリーグ表をWebで公開すると、参加者や保護者、観客がスマートフォンから試合結果や順位を確認できるようになります。特に複数会場で開催する大会や、数日間にわたって行われる大会では便利です。 また、試合結果を更新するたびに紙の資料を配布し直す必要がなくなり、大会運営者の負担を軽減できます。 Web公開する場合には、個人情報の取り扱いや公開範囲にも配慮し、必要な情報だけを掲載することが大切です。


無料でリーグ表を作ってみる

ここまで説明した方法で手作業でもリーグ表を作成できますが、参加チームが増えると、シードや不戦勝の配置、試合結果の更新などが複雑になります。チャンプマネージャーでは、チーム名を入力するだけで簡単にリーグ表を作成し、Web上に公開できます。ユーザー登録前に無料で操作を試すこともできます。

登録不要でリーグ表をお試し作成できます。デモは無料で20分間利用できます。作成した表を保存・継続利用する場合は無料ユーザー登録が必要です。